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ABOUT NISSHINKEN 「にっしんけん」とは?

<にっしんけん=日進研>とは、「日本語学校進路指導研究会」の略称で、昨年平成24年5月に、株式会社昭栄広報が発起人となって発足した、非営利の任意団体です。
この日進研の目的は、下記の3点です。

  • 本研究会の活動を通して、日本に留学している外国人学生の進学や就職の活動に対する情報を提供し、グローバルな人材育成に寄与する。
  • 日本語教育機関とそれらに勤務する教職員が進路に関する最新の情報を共有し、お互いの学校の発展と学生サービスに寄与する。
  • 留学生の進路となりうる学校や企業との関係を構築し、留学生の待遇や環境整備の向上に寄与する。

ACTIVITY REPORT 活動報告

日本語学校進路指導研究会(日進研)の目的は「国内の日本語学校に在籍する留学生の進学や就職に関する情報収集・情報発信を日本語学校が共有し、留学生の目的達成に寄与すること」にあります。
対象は、現在日本語学校の教師として留学生の進路指導にあたっておられる先生方を中心に、広く日本語学校関係者の方々です。
平成29年度の日進研として、セミナーやパネルディスカッションの企画を多数開催し、同時に大学・専門学校・企業・就職支援会社などとの緊密な連携の機会としたいと考えております。

テーマ 講師 期日 場所 ご参加 内容
29年度 日進研第3回セミナー 
「英語による課程と留学生」
太田浩氏
(一橋大学 国際教育センター 教授)
平成29年7月25日(土)
東京テクニカルカレッジ  57名 大学の英語学位プログラムへの進学を希望する留学生が増え、日本語の学習がおろそかにされ始めています。日本での就職を目指す高度人材ほど日本語習得の重要性を理解しており、英語学位プログラムは日本語教育機関の中でも質が高くない留学生の就職先となっています。
では大学はどのような目的で英語学位プログラムを設けているのでしょうか?講師は一橋大学 国際教育センター 太田 浩 教授をお招きして、英語学位プログラムの仕組みを整理するとともに、プログラムのメリット、デメリット、大学の狙い、日本語教育の必要性をお話しいただきました。
「英語による課程」の現状分析から各大学の取り組みの評価研究内容の紹介と分析、問題が起きる原因、どのような課題があり、その解決方法の提案など熱心にわかりやすい講演でした。
29年度 日進研第2回セミナー 
「ベトナム大学事情と日本留学」
堀江学氏
(国際教育交流フォーラム)
平成29年6月17日(土)
東京テクニカルカレッジ  57名 ベトナム人留学生のバックグランドを探り、日本での進路指導に繋げるセミナーです。
日本に来ている留学生数の現状や留学エージェントの存在について説明がありました。
非漢字圏の留学生の増加に伴い問題も発生しています。
〇東アジア圏に比べまだ弱い経済力と支援体制の不十分さ。
〇現地の日本語教育体制の未整備
〇野放しの日本留学エージェントと強引なリクルート手法
〇一部日本語学校の漢字圏からの留学生減少の補完的なリクルート
などがあるようです。
ベトナム教育の大学までの修業年限はほぼ日本と一緒です。ただしその教育的特徴は「アクティブラーニングではなく先生から生徒に一方的に教え、生徒はそれを正確に覚えることが中心。」「大学に入るまでレポートや論文を書く機会はほとんどない。」などがあげられます。ベトナムの日本語学習者は6万5千人もいますが、日本語学習者の増加を支える主な要素は日本留学より現地日本企業への就職だそうです。
日本側もベトナムの学生を理解するための情報が不足していると感じました。
29年度 日進研第1回セミナー 
「私立大学の苦境と公立化ブーム」
稲村晋佑氏
(NEWVERY)
平成29年5月12日(金)
ハリウッド大学院大学  38名 今年度の年間テーマは「大学」。
今回は大学の公立化ブームを切り口に大学の現状の内容です。今後、ベトナム、ミャンマーなどを取り上げていく予定です。
講師は大学の留学生募集の経験があり、その後NEWVERYに転職し高大接続事業部で「WEEKDAY CAMPUS VISIT」の運営と参画大学の支援に携わっています。また、複数の大学の学生募集改革を包括的に支援する「学生募集アドバイザー」を務めています。
初めに大学を取り巻く環境について分析がありました。日本の大学が外国人留学生を受け入れる理由についての説明、留学生を受け入れるメリット、デメリットの分析、今後の大学の学生募集戦略の説明など。その後、なぜ大学は留学生を獲得したいのか?補助金、政策の話から私立大学の公立化がなぜ行われるのかその背景と現状を分析しました。日本語学校での大学進学指導は今までの経験だけに頼らず、大学の動きを的確に把握して対応する必要があります。
今回使用されたレジュメは好評で、講師の説明もわかりやすく、今年の日進研セミナーのスタートを切る素晴らしい内容でした。
次回は6月17日(土)14:00~17:00 ベトナム大学研究の第2弾「ベトナム大学事情を知る」を開催します。
28年度 日進研第8回セミナー 
「留学生受け入れ大学ランキング解析」
中村正史氏
(朝日新聞出版書籍本部長/「大学ランキング」元編集長)
平成28年3月11日(土)
東京テクニカル ホール  73名 10万人計画から30万人計画に移り変わるなか、留学生を受け入れる大学の顔ぶれも様変わりしました。国際化に向けて積極的に留学生を獲得する時代となり、経営視点で大量の留学生を受け入れる大学まで現れました。20年に渡り「大学ランキング」を編集された識者に、大学受け入れランキングを解析して頂くとともに、その背景となる政策を解説して頂きました。
●受験関係のランキング  
●学生についてのランキング
●高校からの評価
●大学の内容についてのランキング
●就職ランキング
など項目は様々です。
今回は「留学生在籍数・学部・院」や「留学生の比率」の紹介もありました。今年度のセミナーは第8回を持って終了しました。多くの日本語教師の方々にご参加頂きありがとうございます。今年度は「大学」をテーマに実施しました。主催者としては年間を通してご参加いただくと理解が深まるのかと思います。次年度も「大学進学指導」をテーマに今年とは違う切り口でセミナー開催します。
28年度 日進研第7回セミナー 
「高千穂大学研修」
竹内教授
(高千穂大学 入試委員長)
 
高千穂大学   今回のセミナーは「高千穂大学」の研修です。都内にあり、教育熱心な内容ながら今一つ留学生に知名度の低い当大学を日本語教師に知って頂くのが目的です。
15時に集合して初めに学内を見学しました。最近新設された、教室棟、体育館など最新の教育機材が設置されています。
45分ほど見学して、後半の研修になりました。
大学4年生の留学生に登場して頂き、インタビューしながら大学生活や就職の事、勉強の事をお聞きしました。その後、入試委員長の竹内教授から留学生の入試や受け入れ状況、サポート、就職の説明をお聞きしました。
現在の留学生の在籍数は40名。今後は留学生を増やす事を考えています。そのために受け入れ体制の充実と入試の改革を検討しているとのことです。
これからも、他の大学を見学する機会は作りたいと考えています。
28年度 日進研第6回セミナー 
「大学院研究計画書の書き方~経営編」
柴田高教授
(東京経済大学)
平成28年12月19日(月)
東京経済大学   セミナーの前に「キャンパス見学」を実施しました。
14:30からセミナー開始です。留学生の希望が多い「経済系」の解説ですので参加者の皆さんは熱心に聞き入っていました。
内容的には、東京経済大学の大学院の紹介、経済学的研究と経営学的研究の違い、経営学研究科の入試、出願者の傾向など話しされました。
28年度 日進研第5回セミナー 
「郊外大学の現状~神奈川編」
江口幸史氏
(関東学院大学)
平成28年12月3日(土)
東京商科法科学院専門学校 20名 今回のテーマは「郊外大学の現状 神奈川編」、東京近郊の大学事情を知り、今後の留学生募集の方向性を探ることを目的に開催しました。
神奈川県の高等教育を取り巻く環境について解説がありました。 
神奈川県には52の大学と2つの大学院大学、15校の短期大学があります。神奈川県の大学進学率は57%くらいで高い方ですが地元残留率は40%。また、大学の定員管理の厳格化で補助金不交付となる入学定員超過率は定員8000人以上の大学では30年度には1.10倍以上となるなど厳しい環境が説明されました。
また、関東学院大学では留学生の受け入れは、2006年度は250名でしたが、少しずつ減少し2015年度は100名ほどになっています。今後は大学の活性化、国際化に力を入れていく方針で留学生の獲得に向けて「入試改革」を進めていくとのことでした。
28年度 日進研第4回セミナー 
「日本語学校からの就職・ローソンの取り組み」
  平成28年9月3日(土)
東京テクニカルカレッジ 41名 今回のテーマは「日本語学校からの就職」。 外国人留学生がアルバイトから就職する方法があるのか?留学生を積極的にアルバイト採用しているコンビニの「ローソン」がどんな対応しているのかお話をお聞きしました。
ローソンで働くアルバイトは170,000名、そのうち留学生は3,774名。中国48%、ネパール23%、ベトナム19%以下韓国、ミャンマーとなっています。コンビニは人手不足が続いていますが、留学生のアルバイト事情は厳しそうです。
ローソンの「人材バリューチェーン構想」の紹介もありました。ベトナムに海外研修所を作り、訪日前にアルバイト研修を実施。SKYPEで面談しています。日本に来てからは日本語学校に協力し1部のカリキュラムを請け負ったり、アルバイト説明会を日本語学校内で実施しています。ローソンスタッフに登録しアルバイトしながら勉強を続け、卒業後は日本や母国での就職を実現する構想です。
現実には「就労ビザ」の関係で日本での就職はなかなか難しいそうですが、可能性を広げるために努力されているようです。外国人留学生のアルバイト、就職を応援するために一生懸命頑張っているローソンさんの取り組みを知ることが出来ました。
28年度 日進研第3回セミナー 
「受験生にやさしい低額学費の大学説明会」
第一部講師
垣内哲氏
(日進研会員)
平成28年7月22日(金)
六本木「ハリウッドプラザ」 30名 昨年10月に日本語学校を対象として初めて開催した「低額学費の大学説明会」は熱心な先生方のご参加がありました。今回は7月に開催し、今年の受験に間に合うようにしました。
第1部 講演会
講師は日進研会員の垣内さんです。大学学費の現状はどうか? なぜ留学生の学費は30%減額となっているのか、解説しました。
第2部は「大学別個別相談会」
今回ご参加頂いた6大学のブースを作り日本語学校教員と個別に面談しました。各日本語学校で進路面談する時期です。大学選びで学費を1番に考える留学生も多くいます。
どこにどんな大学があり、どんな学費なのか、入学試験の内容はどうか、など先生方は熱心に質問していました。
相談を受けた大学からは「学費と入試に的を絞った説明会で熱心な日本語教師がたくさん参加しています。留学生に説明するより教員に説明する方がより効果が期待できる」という感想がありました。
28年度 日進研第2回セミナー  第一部講師
垣内哲氏
(日進研会員)
平成28年6月17日(金)
ハリウッド大学院大学
21名 第1部は事前レク「関西大学の現状」
関西地区の留学生分布状況は大阪・京都・兵庫の順に多く、大学の数に比例しています。各大学の在籍状況では1番多いのは大阪産業大学 2番目は立命館大学でした。留学生の希望に合わせた指導ができるように情報だけでも知っておく必要があると思います。
第2部はブース形式の相談会です。参加者全員が大学と名刺交換できました。説明しやすい人数となり、質問も活発に出ていました。各大学の担当者からも「予想とは違いました。熱心な教員が多く、充実した説明会でした。」という声がありました。今回のセミナーでは関西地区の大学の留学生向け資料の提供をお願いして、同志社大学・近畿大学・関西大学・関西学院大学など13大学の協力を得ることができました。ネットでは入手できない情報がたくさん得られたことと思います。
28年度 日進研第1回セミナー  第一部講師
垣内哲氏
(日進研会員)
第二部講師
倉部史記氏
(NEWVERY)
平成28年5月20日(金)
ハリウッド大学院大学
26名 日進研の今年度セミナーテーマは「地方大学」に焦点を当てていきます。第1回目の今回は大学事情に詳しい「NEWVERY]の倉部史記さんに講演をお願いしました。 第1部は日進研会員・垣内氏の基礎講座。「東京一極集中と”800人の壁”」という分析を講演しました。数値から大学の現状を分析しました。 第2部はNEWVERYの倉部史記 氏の講演です。テーマは「地方大学の現状」。大学全入時代を迎え、学生の確保のために大学が何をしているのか?後半は地方大学の留学生募集に焦点を当てました。留学生の多い大学、比率の高い大学を紹介し、中身について解説しました。留学生への受験指導は「入れそうな大学」を紹介するのではなく、能力と個性にあった大学を紹介してほしい。 第2回セミナーは「関西の大学」です。単なる学生募集企画ではありません。大学の広報担当者がとっておきの情報を提供します。ご期待ください。申込受付中です。

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ENTRANCE GUIDANCE 入会案内

会員資格
(1)日本国内、国外の日本語教育機関、及び教職員
(2)外国人の受け入れ、採用を行っている企業、及び職員
(3)日本語教育に3年以上携わっている方
以上の1項目以上を満たしている方、学校を対象とする。

(A)学校会員/年会費:10,000円
学校代表者、もしくは校長が申し込むものとし、日進研主催の企画には
その学校に勤務する全ての教職員が参加資格を有する。
(B)個人会員/年会費:2,000円(1人)
学校所属の有無を問わず上記資格の何れかに該当する方は参加資格を有する。
(C)賛助会員/年会費:50,000円
会の趣旨に賛同する大学・専門学校・企業

★年会費(4月~翌年3月)を入会と同時にお支払いいただきます。

★会員資格の更新は、退会の申し出がない限り自動的に年度切り替え時をもって更新
するものとする。

★退会については、年度の途中でも可能とする。(年会費の払い戻しない。)
原則、年度更新の手続きをもって更新、退会するものとする。

OFFICER INFRODUCTION 役員紹介

平成29年度(第5期) 日本語学校進路指導研究会 役員(会則により任期は2年とします。)

会  長
山田 貴彦(ミッドリーム日本語学校)
副会長
大山 裕嗣(国書日本語学校)
監  事
柳田 憲昭(東京板橋日本語学院)
会  計
垣内 哲(ダイキ日本語学院東京)
顧  問
山本 弘子(カイ日本語スクール)
顧  問
鈴木 信之
事務局
佐伯 昌文
事務局
渡辺 秀嗣


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CONTACT お問い合わせ

日進研へのお問い合わせ、ご入会お申し込みなどは、下記までお願い申し上げます。

日本語学校進路指導研究会(日進研)事務局
TEL 03-3556-0321(エー&シー内)
FAX 03-3556-0322
MAIL nsk@shoei-data.co.jp

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